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武術を修め、誠を煉り磨く

敵を斬らず、己を斬らず 惻隠の情を以て互いを活かす道を歩む

苦しいことが多い世の中で
自信を持って楽しく生きたい

今のままの自分で良いのだろうか。弱い自分を変えるために何か方法はないだろうか……。
そのように感じる人にとって、武術は選択肢の一つになり得るかもしれません。

煉誠館(れんせいかん)は、日本の古流武術である「大東流合気武術」や「神変自源流居合術」を鍛錬し、修行の日々の中で心と身体の成長を目指す団体です。

昨今の世相を見ますと、先行き不透明で息苦しさを覚えます。日々を生きるのは容易ではなく、苦労が絶えないと感じる人も多いのではないでしょうか。

政治家を始めとする権力者たちは、自分たちの都合の良いように情報を発信し、民衆を侮り、一部の既得権益層のみが利益を得る構造を守り続けています。
道徳や倫理は死語になっており、他人への優しさよりも、自分の利益ばかり優先する人も少なくないように思います。

我々は清濁入り混じる社会の中で、自身の生き方を選んでいくしかありません。社会への問いかけを持つのは大切ですが、不平不満を言っているだけでは何も変わりません。誇大妄想のような理想論をつぶやいても虚しいだけです。今後はより一層、自分自身で道を切り開いていくという心構えが必要になるでしょう。

ですがやはり、他人を蹴落としてでも金を儲けたい、困っている人を見捨てても利益を得たい、といった下劣な生き方は断固として拒否したい。

そこには人間の醜さしか感じませんし、長期的に見ると世の中を腐らせていくだけだからです。後の世代に腐った世界を残すのは、今を生きる者たちの罪過です。

閉塞感に包まれた今の日本で、どう生きていけば良いのか。
正しい答えは分かりません。が、少なくとも、清濁の境界で難しい舵取りをしながらも自他を生かすバランス感覚を磨き、自分本位の利己的な欲に疑問を持ち続ける姿勢が大事だと思います。
醜い人間にはなりたくないのです。自分に自信がなければ、何も支えることが出来ません。

武術は本来、人を殺すために練り上げられてきた技術です。日本刀などの武具で、あるいは素手で他人を傷つけることが、武術の原点です。
ですがそれは、武術という思想の一面に過ぎません。武術は適切に学ぶことで、自身を見つめてコントロールするための方法を教えてくれます。自分の中にある汚さや欺瞞に気付かせてくれます。かつての武士たちが生涯をかけて追及した武術の思想は、人の心をより良い方向に導くための方便です。

武術を通じて人間を学ぶことが、心の力を回復して世の中をあたたかくすると信じます。

このサイトをご覧になり、もし日本の武術に可能性を感じられたなら、少しだけ勇気を出して一度見学においで下さい。
あなたが楽しく充実した日々を送るお手伝いが出来たなら、煉誠館はとても嬉しく思います。

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