師範代・指導員紹介
師範代
武本昌史
はじめまして、師範代の武本昌史と申します。
煉誠館に入門するまでに他の武術を修行して来ました。
武術を始めた動機はよくある一般的なものでブールスリーのように強くなりたいという想いからでした。
武術的なテクニカルなものは永年稽古しているとある程度は身に付くのですが、ある日強くなりたいと武術を始めた自分がほとんど強くなっていないことに気づきました。いや、むしろ弱い自分に気づいたのです。
今までの自分の生き様を振り返ると、目の前の様々な現象に日々振り回されて思い患い、悩み、苦しみ、自己中心的で他者の気持ちが分からず、人間関係で失敗を繰り返しなんと情けない生き方をして来たのかと絶望し武術も辞めるつもりでした。
この時期に煉誠館とご縁をいただき、もう一度一からやり直したいとの想いで、荒木師範に師事させていただくことになりました。
2021年煉誠館で修業させていただき10年目になります。
10年前よりも少しは成長し強くなっている自分がいて、今は以前よりも楽に生きることができています(外部環境はむしろ今のほうが厳しいかもしれませんが)
日本の精神文化である武士道と古流武術には自己を開放し、外部環境に左右されずに人生を楽に・力強く・優しく・生き抜くヒントが隠されていると信じて今も修業中です。
ご縁ある方と共に一生修行していくつもりです。
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師範代・武本昌史近影